投影法にはいろいろな種類がある。
web上にもフリーのデータが多く配信されているが,これらを使うには自分の投影法に変換しなければならない。
そこでGRASSでの投影法の変換方法について。
コマンドは,ラスターデータなら"r.proj",ベクターデータなら"v.proj"
マニュアルはこちらとこちら
まずはラスターデータの変換方法から
以下マニュアルより引用
r.proj [-ln] [input=name] location=string [mapset=string] [dbase=string] [output=name] [method=string] [memory=integer] [resolution=float] [--overwrite] [--verbose] [--quiet]
パラメータの指定方法
input: インポートするファイル名
location: インポートするファイルがあるロケーション名
mapset: 同じくインポートするファイルがあるマップセット名
dbase: ロケーションのあるディレクトリ
output: 変換後のファイル名。省略すると元のファイル名が使用される。
method: 補完法。nearestかbilinear,cubicを選択。デフォルトはnearest。
そしてベクターデータの変換方法。こちらはラスターよりパラメータが少ない。
以下マニュアルより引用
v.proj [-lz] [input=name] location=string [mapset=string] [dbase=string] [output=name] [--overwrite] [--verbose] [--quiet]
パラメータの指定方法
input: インポートするファイル名
location: インポートするファイルがあるロケーション名
mapset: 同じくインポートするファイルがあるマップセット名
dbase: ロケーションのあるディレクトリ
output: 変換後のファイル名。省略すると元のファイル名が使用される。
以上
実際には,input,location,mapsetだけを指定すればたいてい変換できる。
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