ページ

2009年10月29日木曜日

植物の科名リスト

ひごろから常々思っていたんだけど,ワープロで植物の科名を入力すると(例えば"ぶなか"と入力する),か(科)の部分が正しく変換されずに,"ブナか"というようなちょっとお粗末な状態で変換されてしまう。

これって別にたいした問題ではないけど,ちょっといらっと来ることがあった(ちょっと短気なのです)。
機械の能力は有限ですが,もっと上手に植物の科名を変換してくれないのかな〜
でも学名のルールは結構難しいので,そう簡単に"方言のように"変換することはできないよなぁ〜

などと,日頃から思っていました。

今日はなぜかしら,このことを考えている時間が長く,そういうものなら作ってしまえ〜!!
といういつものごとく,ノリだけでIMEやATOK用の単語テキストを作成してみました。

つまり,IMEやATOKで科名のよみを登録して,学名やら和名やらに自動変換してもらおう,ということ。

基にしたデータは,かの有名な「BG Plants 和名−学名インデックス(通称 Y-List) 」!!

こちらのサイトには分類体系についての情報も載っていて,これを基にIMEやATOKの単語テキストを作成しました。
もし活用できる方はぜひぜひどうぞ!!

以下のサイトからダウンロードできます!!
設定方法については,マニュアル等を検索してみてください。
ATOKでもIMEでもテキストファイルから単語を一括登録する方法があります。

ちなみに,内容については私は全く責任がありませんので,あしからず。

宝くじ

今月初めに,とある宝くじに応募しました。
そう,宝くじです。

ちなみに"宝くじ"とは,いわゆるオータムジャンボとかの普通の宝くじではなく,あることの隠語です。

その結果が今週帰ってきました!!

答えは案の定,「はずれ」!!

まぁだいたい予想はついていましたが,内部情報によると箸にも棒にもかからない状態だったようですね〜

でも,これにめげずにこれからも精進するしかありません!!

みなさんも「宝くじ」は応募しないと当たりませんよ〜

2009年10月18日日曜日

モニタリングサイト1000調査に行ってきた

秋です!!

10月です!!

そうです,大山沢渓畔林試験地のモニ1000調査の時期がやってきました!!

今回の調査内容は,毎木調査と個体位置の測量,リタートラップの回収,ピット
フォールトラップの回収など

10月14日から17日の日程で調査です!!

毎木調査などなどは,たいした手間ではないのだけど,個体位置測量はどれくら
い時間がかかるかな〜

今回で終わるといいけど!!

っと思っていたらやっぱり終わりませんでした
悲しい...

今回の調査から,調査体制が大きく変わったから,次回の調査はさらに大人数で
の調査が可能になるかも!!

それを期待して次回はざ〜っと測量を終わらせますかね〜!!

そうそう今回のピットフォールでまたしても珍品がかかりましたよ〜
なんとあんなピットフォールトラップに,ヒミズとトガリネズミが!!

いやぁ〜動物のことはさっぱりわからないけど,こうも連続して採れるものなん
ですね〜

またひとつ勉強になりました

2009年10月9日金曜日

苗場山へ行ってきた

今日は火曜日に引き続き台湾からの研究者と植物観察へ!!

今日のフィールドは,日帰りながらなんと苗場山!!
ひぇ〜!!
筑波から苗場山の日帰りですよ!!
考えるだけでもしんどい

実際,筑波から苗場山までは行きが3時間ぐらいで,帰りが4時間弱ぐらい
車の中もワンボックスカーに8人なので,狭いの狭いの...

いやいやこりゃ一種の拷問ですね〜

さて今回,苗場山をフィールドに選んだ理由は「日本海側の植生が見れる」ため
行ってみると,確かにきれいなブナ林を観察することができた
写真は雪の影響で幹が曲がってしまったブナ林の様子


2009年10月9日

すごいですね〜

今日もいいものを見ることができました!!

2009年10月6日火曜日

富士山に行ってきた

今日は富士山で植物観察!!

先週から筑波の職場に,台湾から大学教授と院生が来ている。
今日は彼らに日本の植生を見せるために富士山へ来たわけ!!

もちろん富士山の植生が日本の典型というわけではないけど,ボスいわく「短時
間で植生帯の移り変わりを観察できるため」ため

私のお仕事は彼らに植物の学名を教えてあげること
むむむ...普段のフィールドが低地なもんで富士山の植物名がわかるかどうか...

でも実際に行ってみると意外にも,結構な植物を同定することができた!!
行程は,富士山5合目からまで下るルート

雨がぱらぱら降っていたけど,なんとか図鑑を開くことができた
おかげで,いつもの観察できた植物リストをまとめることができなかったけれど...

登山道もきれいに整備されていてかなり快適な散歩でした!!

あとひとつびっくりしたことがあって,登山道を下っていたら自衛隊の演習に遭
遇した!!
なんと相手は,自動小銃やバズーカ砲らしきものをひっさげた数百人の隊列ひぇ〜!!

低地からの富士山登山では珍しくない光景なのかもしれないけど,初めて遭遇す
るとかなり緊張するね〜

めずらしいものが観察できた1日でした!!

2009年10月5日月曜日

QuantumGISをインストールした後にすること(その2) WMSサーバーの設定

今日は前回に引き続きQGISのインストール後にすることについて!!

QuantumGISではGISファイルを表示するだけではなくて,WMSで公開されているデータを直接活用することもできる!!

WMSとは,Web Mapping Serviceのことでこれを活用するといろいろな恩恵を受けることができる。
GPSデータを扱う人にはカシミールというソフトがよく使われているけど,あれとほぼ同じようなことをすることもできる。

かなり便利な機能なので,今日はその設定方法について紹介します!!

まずツールバーにある[地球儀にプラス(+)]マークのアイコンをクリックして,WMSを利用するために必要なWMSサーバーを登録します

そうするとWMSを利用するための[Add layer(s) from a server]というウインドウが表示されます。インストール直後は何も登録されていませんが,ここにいろいろなサーバーを登録することで,利用できるようになります。

それでは登録していきましょう!
まずデフォルトのWMSサーバーを登録してみます。
[Add layer(s) from a server]ウィンドウにある[Add default servers]をクリックすると,プロキシの設定に関するアラートウィンドウが表示されます!!

もしインターネットを利用する際に,プロキシという言葉を聞いたことがない場合には,OKでボタンをクリックします!

そうすると

  • DM Solutions GMap
  • Lizardtech server
  • NASA (JPL)

の3つのサーバーが登録されます。

ためしに,DM Solutions GMapを選択して[Connect]をクリックすると,その下に道路や公園,水域,都市や標高モデルなど表示可能なレイヤー情報が表示されます。あとは表示させたいレイヤーをいくつか選択して[Add]をクリック!!


ここで,Elevation/Bathymetryを選択してみると,画面上にはカナダの地図が表示されます。

さて,ここまででWMSサーバーの登録と利用の仕方はだいたいつかめたでしょうか。あとは,日本で利用可能なサーバーを登録するだけです!!
日本で利用可能なWMSサーバーについてはこちらこちらに詳しく解説されています!!

とりあえずは,基盤地図情報25000とESRIのGeography Network Japanだけでよいと思います。

基盤地図情報25000
http://refits.cgk.affrc.go.jp/tsrv/jpmap/kibansrv/kiban25000wms.cgi?

Geography Network Japan
http://www.geographynetwork.ne.jp/ogc/wms?ServiceName=basemap_wms

さあみんなでQGISを活用しましょう!!