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2011年2月22日火曜日

GPSゲット!!


新しいGPS(GPSmap 62S)を購入しました。
右側ののやつが先代,左側のフェイスが最新型!!

英語版なので,4万2000円!!
お手頃価格ですね~!!

早速今週末の調査から導入しよう!!

2011年2月14日月曜日

誤ってフォーマットしたデジカメのメモリーカードを復旧!!

もう半年も昔に誤ってフォーマットしてしまったデジカメのメモリーカードをようやく復旧しました!!

これぐらい復元できることはわかっていたので,いつか復元しようと思っていたのですが,気がついたらもう半年もたってしまいました...

またいつか必要になるかもしれないので,念のため手順を書いておきます。
本当は必要にならないと良いのだけど...
このページを参考にされる方は,自己責任でお願いします。



まずは必要なソフトのインストール!!
今回はPhotoRecを使用した。
このソフトはubuntuのリポジトリにも登録されているので端末から以下のコマンドでOK!


sudo aptitude install testdisk

インストールしたら起動

photorec

すると以下の画面が表示される。
なになに,管理者権限で実行しなければならないとのこと
実行するには[sudo]に進む。











するとパスワードの入力が求められる。
パスワードを入力しEnter














復元したいメディアを選択する。
内蔵ハードディスクと,USBフラッシュメモリが表示されている。
ここは必ず慎重に確認してから進む












次にパーティションテーブルのタイプを選択する。今回は「Intel」を選択した。














次に復元したい領域を選択する。














ファイルシステムを選択する。FATなので「Other」を選択。














次に,解析対象を空き領域のみにするか,それともディスク全体にするか選択する。ここでは全体を選択。












次に復元したファイルを格納するディレクトリを選択する。













そしたら後は自動で解析が進む















ファイルサイズにもよるが,今回は結構早く終わりました














実際に指定した復元用のディレクトリを見ると,何かしら復元されているのがわかります。












ディレクトリを開いてみるとこのとおり。
ちゃんと復元されています。
ただ,ファイル名は変わってしまっていますが....












でもファイルのプロパティを確認してみると画像情報はちゃんと残っていました。



















すごいですね~
作業も楽で,とても便利です。

さて,今回は説明していませんが,作業は実際にはddこまんどでメモリーカードのデータをUSBフラッシュに移してから,USBフラッシュにたいして復元作業を行っています。
いろいろ検索してみるとわかりますが,そのほうが安全です。

2011年2月2日水曜日

RとFortranの演算速度の比較

そろそろFortranもお勉強しようかとおもい、プログラムをしてみることに!!

作業は、2地点間の距離と角度を求めるというシンプルなもの
ただ、データ数が多く、組み合わせが全部で22,232,390もある。

まずRでプログラミング
特に変なことはしていないと思いますが...

Tree<-read.csv("TreePlot",header=T)
IncW3<-read.table("IncW3Th10S3",header=T,sep=" ")
IncW5<-read.table("IncW5Th10S3",header=T,sep=" ")
IncW11<-read.table("IncW11Th10S3",header=T,sep=" ")

Tree<-as.matrix(Tree[,1:5])
IncW3<-as.matrix(IncW3)
IncW5<-as.matrix(IncW5)
IncW11<-as.matrix(IncW11)

DistW3<-matrix(rep(NA,nrow(Tree)*nrow(IncW3)*7),ncol=7)
DistW5<-matrix(rep(NA,nrow(Tree)*nrow(IncW5)*7),ncol=7)
DistW11<-matrix(rep(NA,nrow(Tree)*nrow(IncW11)*7),ncol=7)

for (i in 1:nrow(Tree)){
 for (j in 1:nrow(IncW3)){
 DistW3[i*j,1:4]<-c(Tree[i,4:5],IncW3[j,1:2])
 DistW3[i*j,5]<-sqrt((Tree[i,4]-IncW3[j,1])^2+(Tree[i,5]-IncW3[j,2])^2)
 DistW3[i*j,6]<-atan((Tree[i,5]-IncW3[j,2])/(Tree[i,4]-IncW3[j,1]))
 DistW3[i*j,7]<-atan((Tree[i,5]-IncW3[j,2])/(Tree[i,4]-IncW3[j,1]))*180/pi
 }
 for (j in 1:nrow(IncW5)){
 DistW5[i*j,1:4]<-c(Tree[i,4:5],IncW5[j,1:2])
 DistW5[i*j,5]<-sqrt((Tree[i,4]-IncW5[j,1])^2+(Tree[i,5]-IncW5[j,2])^2)
 DistW5[i*j,6]<-atan((Tree[i,5]-IncW5[j,2])/(Tree[i,4]-IncW5[j,1]))
 DistW5[i*j,7]<-atan((Tree[i,5]-IncW5[j,2])/(Tree[i,4]-IncW5[j,1]))*180/pi
 }
 for (j in 1:nrow(IncW11)){
 DistW11[i*j,1:4]<-c(Tree[i,4:5],IncW11[j,1:2])
 DistW11[i*j,5]<-sqrt((Tree[i,4]-IncW11[j,1])^2+(Tree[i,5]-IncW11[j,2])^2)
 DistW11[i*j,6]<-atan((Tree[i,5]-IncW11[j,2])/(Tree[i,4]-IncW11[j,1]))
 DistW11[i*j,7]<-atan((Tree[i,5]-IncW11[j,2])/(Tree[i,4]-IncW11[j,1]))*180/pi
 }
}

結果
ユーザ   システム       経過  
  1522.730      1.510   1528.272 

約25分ぐらいですか

次にFortranの場合
コードはこちら
program DistCalc
 implicit none
 real,dimension(1565,5)::Tree
 real,dimension(7146,3)::IncW3
 real,dimension(4952,3)::IncW5
 real,dimension(2108,3)::IncW11
 real pi
 real DistW3(1565*7146),AngW3(1565*7146)
 real DistW5(1565*4952),AngW5(1565*4952)
 real DistW11(1565*2108),AngW11(1565*2108)
 integer i,j 

 open(10, file='Tree')
 open(20, file='IncW3')
 open(30, file='IncW5')
 open(40, file='IncW11')
 read(10,*) ((Tree(i,j),j=1,5),i=1,1565) !iは行、jは列
 read(20,*) ((IncW3(i,j),j=1,3),i=1,7146)
 read(30,*) ((IncW5(i,j),j=1,3),i=1,4952)
 read(40,*) ((IncW11(i,j),j=1,3),i=1,2108)

 do i=1,1565
  do j=1,7146
  DistW3(i*j) = sqrt((Tree(i,4)-IncW3(j,1))**2 + (Tree(i,5)-IncW3(j,2))**2)
  AngW3(i*j) = atan2((Tree(i,5)-IncW3(j,2)),(Tree(i,4)-IncW3(j,1)))
  end do
 end do

 do i=1,1565
  do j=1,4952
  DistW5(i*j) = sqrt((Tree(i,4)-IncW5(j,1))**2 + (Tree(i,5)-IncW5(j,2))**2)
  AngW5(i*j) = atan2((Tree(i,5)-IncW5(j,2)),(Tree(i,4)-IncW5(j,1)))
  end do
 end do

 do i=1,1565
  do j=1,2108
  DistW11(i*j) = sqrt((Tree(i,4)-IncW11(j,1))**2 + (Tree(i,5)-IncW11(j,2))**2)
  AngW11(i*j) = atan2((Tree(i,5)-IncW11(j,2)),(Tree(i,4)-IncW11(j,1)))
  end do
 end do

 pi=4*atan(1.0)

 open(50,file="DistW3")
 do i=1,1565
  do j=1,7146
  write(50,*) Tree(i,4), Tree(i,5), IncW3(j,1), IncW3(j,2),&
   DistW3(i*j), AngW3(i*j), (AngW3(i*j)*180)/pi
  end do
 end do

 open(70,file="DistW5")
 do i=1,1565
  do j=1,4952
  write(70,*) Tree(i,4), Tree(i,5), IncW5(j,1), IncW5(j,2),&
   DistW5(i*j), AngW5(i*j), (AngW5(i*j)*180)/pi
  end do
 end do

 open(80,file="DistW11")
 do i=1,1565
  do j=1,2108
  write(80,*) Tree(i,4), Tree(i,5), IncW11(j,1), IncW11(j,2),&
   DistW11(i*j), AngW11(i*j), (AngW11(i*j)*180)/pi
  end do
 end do

end program DistCalc

で結果はというと、一目瞭然ですね!!
$ f95 DistCalc.f90
$ ./a.out

real 3m20.994s
user 3m14.140s
sys 0m5.330s

今回の場合には、Fortranのコードを書くだけで結構時間がかかった(まだ初心者なので)ので、Rだけで作業しても良かったかもしれません。
ですが、今後のことを考えてもFortranをお勉強したほうが良いですね〜
できればC++もお勉強したいのですが...