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2011年1月6日木曜日

逆距離荷重補間(IDW)について調べてみた

最近,GISで空間補間関係の作業がやたら多い。
どれも,空から降ってきた仕事たちですが...

これまでは,特に気にもとめずいろいろ使っていたけど,ちょっと気になることがあって,すこし調べてみた。

空間補間の方法は主に以下の4つが使われる

  • ボロノイ(voronoi)多角形補間
  • 逆距離荷重補間(inverse distance weighted interpolation: IDW)
  • 平滑化スプライン
  • 各種クリギング


それぞれ,向き不向きがあって,例えばボロノイ多角形はカテゴリ変数に使われる(らしい...)。
IDWは,簡単に利用できる空間補間手法の一つで,かなり広く使われている。
以下の式で求まる。

\[F(r) = \sum_{i=1}^{m}w_{i}z(r_{i}) = \frac{\sum_{i=1}^{m}z(r_{i})/\mid r-r_{i} \mid^{p}}{\sum_{j=1}^{m}1/\mid r-r_{j} \mid^{p}}\]

このとき,$p$は累乗(power)パラメーター,$m$はある地点の値を求める際に使用する最近接点の数である。
$r$はサンプリングされいない地点$r=(x,y)$である。

つまり,この二つのパラメーターをいじれば,補間結果が変わってくるわけである。
GRASSのv.surf.idwでは,デフォルトでそれぞれ $p=2$, $m=12$ である。

式をみたら分かるが,$p$の値を大きくすれば,距離に応じてウェイトが変化(近いところの影響をより受ける)する。
また,$m$を大きくすると,全体がなめらかになり,大きくし過ぎると,細部では情報が失われることになる。GRASSの場合,$m=1$ではボロノイダイアグラムが適用される。

実際の作業では,2つのパラメータをいじってみて,どれが現実に近いか比較する必要がある(見えるデータのみですが...)

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