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2011年10月14日金曜日

地球環境研究推進費 S-5 シンポジウム

今日は地球環境研究推進費S-5の一般公開シンポジウム『実感!地球温暖化〜温暖化予測の「翻訳」研究は何を明らかにしたか〜』に参加してきた。

個人的には、江守さんの話(温暖化の「確率的予測」はどこまで可能か)が非常に面白かった。
現在気候値と将来気候値の再現性に関する研究で、完全には理解出来ていないけどチャレンジングな研究で、非常に参考になった。

あとは、高藪縁さんの話(暑いだけじゃない地球温暖化 ―世界の気候モデルから読む日本の将来―)は、自分たち(S-8)のプロジェクト研究でもすぐに使えそうでこれまた参考になった。
CMIP3で公開されている複数のGCMについて、再現性を比較・検討して将来の気候を解釈するというもの。
特に、全球での再現性が良いGCMは、からなずしも東アジア地域でも再現性が良いとは限らないというところと、各気候値(例、やませ、夏雨など)ごとに再現性のよいGCMが異なるということが参考になった。

さて、今日の発表を参考に、再来週の木曜日の発表資料を作らねば....(汗)


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