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2009年6月9日火曜日

r.watershed

ようやくわかった!!
r.watershedの使い方が!!

この前のエントリに書いたように、r.watershedで流路のデータを作りたかった
んだけど、これまでなぜかうまくいかなかった

でもその解決法(というかつまずいていたところ)がようやく分かった
それは、何のことはないリージョンセッティングが間違っていただけだった

自分の研究では日本列島スケールのデータを扱っている
なのでデフォルトのリージョンがかなり広い!

でr.watershedがうまくいかなかった理由はというと、このリージョンセッティ
ングがあまりにも広すぎたためだった!!

なので解決法は目的の領域に合わせてリージョンを変更してやるだけでいい

g.region n=<北端> s=<南端> e=<東端> w=<西端> nsres=<南北方法解像度>
ewres=<東西方向解像度>

または

g.region rast=<ファイル名>

これで解決!!

普段あまり気にすることがないけれど(私が)、このリージョンセッティングは
実はかなり重要!!

特に、自分みたいに広域で&膨大なデータファイルを扱っている場合には、この
リージョンの設定をこまめに変えないと、データの処理速度にも影響してくる!

リージョン設定を怠ると数分で終わる処理が、数十分から数時間もかかってしま
うこともある←(これ実話)


なのでスクリプトを書くときや演算をする時には、リージョン設定を確認してお
いて損はないだろう

斯く言う私もこれからは必ず注意しよう!!

さていろいろと与太話をしてきたけどこれまでの成果をひとつ

この画像は日本を流域ごとにわけたもの
データソースは毎度お馴染みの国土数値情報の統一フォーマット


もう少し細かくわけることもできるみたいだけど、とりあえずこんなもんでいい
でしょう

関東・中部周辺を拡大するとこんな感じ

このデータを基に流域ごとに流路を書いてみよう

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