今年に入ったあたりから,Latexを使い出しました!
とは言っても,春頃まではお遊び程度で,最近になってようやく本格的に使えるようになってきました
といことで,今日はLatexに関する防備録
のなかでも,Captionのカスタマイズについて
Latexでは図表のキャプションを標準のまま出力すると,図表の区切りにコロン(:)が使われてしまうほか,図の場合にはFigureが使われてしまう。
例) Figure 1: AとBの関係について
ほかにも,長いタイトルの場合にはたらたらと改行されてしまうなど,美しくないことこのうえなかった
ということで,キャプションをカスタマイズすることに!!
カスタマイズの方法は,スタイルシートの情報をプリアンプルで再定義するなどの方法があるけど,今回はもっと簡単なcaptionパッケージを使いました。
参考にしたのはこちら
すずめのおどりあし
方法はプリアンプルで\usepackage[オプション]{caption}を書き込むするだけ
かんた〜ん!!
オプションについてはマニュアルを参照してください
いろいろ試した結果,下記の設定で使用することにしました
\usepackage[hang,bf,labelsep=period,figurename=Fig.\ , tablename=Table\ , singlelinecheck=false]{caption}
オプションについて
オプションもいろいろ設定できるけど,いまのところこれくらいでいいみたい。
hang は,キャプション中で改行したときにインデントする
bf は,キャプションをボールドにする
labelsep=period は,区切り文字(コロン:)をピリオド(.)にする
figurename=Fig.\ は,図のタイトルをFig.に変更する。このとき,空白文字が入っていることに注意
tablename=Table\ は,表のタイトルをTableに変更する。このとき,空白文字が入っていることに注意。この部分は,articleを使用しているときには必要ないかも。でもjsarticleやjarticleの場合には表となってしまうことがあるから,とりあえず修正しとく
singlelinecheck=false は,キャプションのセンタリングを解除する
あとは,図表のサイズに応じて,キャプションの位置をマージンで調整!!
\captionsetup{margin=50pt} \mbox{} \vfill \begin{center} \begin{table}[htbp] \caption{キャプション} \centering \input{挿入するtexファイル} \end{table} \end{center} \vfill
つまり,図表を挿入する直前で,任意のマージンを\captionsetup{margin=サイズ}で指定する。
これで一段と美しくなりました♪
2 件のコメント:
初コメです。
Texの世界へようこそ!論文や長い文章、それに数式を使うシチュエーションではTexはすごく便利ですよ。引用文献周りに手を出すともうやめられません。
GRASSとLinuxは残念ながら全然手をつけられていません......なんとか時間を作りたいところですが。
Totoron様
初コメントありがとうございます!!
Texの世界は奥が深そうですが,確かにハマってしまいそうです。
おすすめのパッケージや設定がありましたら,ぜひとも紹介下さい。
今後ともよろしくお願いします!!
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